ネバーランド

ネバーランド  恩田陸
作者は、この作品を「トーマの心臓」のような作品にしたいと思って書き始めたそうだ。確かに物語の始めはそんな雰囲気があった。しかし、その雰囲気が変わるとき、この物語は面白くなっていく。
伝統ある男子校で寮生活をおくる4人の少年たちの「告白ゲーム」で隠していた秘密が明らかになっていく。