愛を捨てたシーク

愛を捨てたシーク   テレサ・サウスウィック 岡本慶子


あらすじ

母親しか見分けがつかない双子の姉妹アディーナとアリーナ。
2分早く生まれたアディーナはバーハール国の皇太子の許婚にされ、王妃になるべく、さまざまな教育を受けて育った。
一方アリーナは、奔放に育ち、小学校の教師という好きな道を選び歩んでいた。

アリーナは突然アディーナから「好きな人ができて付き合っている」という告白を受ける。
さらに、婚約者の皇太子から今度弟の結婚式に列席して欲しいと言われて、アディーナはバーハールへ行かなくてはいけなくなる。
困っているアディーナを助けるべく、アリーナはある計画を練る。
それは・・・アリーナがアディーナに成り代わりバーハールへ行き、皇太子に嫌われ、向こうから結婚を断らせるというものだった。
アリーナは皇太子に嫌われるべくいろいろ頑張るも、皇太子の優しさに惹かれていき、皇太子もアリーナを愛するようになる。しかし、アリーナと皇太子にはそれぞれ恋愛に対するトラウマがあり、「愛なんてさほどいいものではないわ」と考えている。
しかし、姉のアディーナがバーハールへ来て、「やっぱり皇太子と結婚するわ」と言い・・・・・。どうなる!!



こんな感じです。
この本はハーレクインコミックです。
実は、今までハーレクインというのは女の人が読むエッチな本だと思っていました。
それは誤解で、ロマンティックな終わりハッピーエンドの少女マンガが、ハーレクインコミックなのかなぁと思いなおしました。

最近慣れない仕事で本を読むのが疎かになっていましたが、そんなときにiphoneのアプリで本を読めるものがあって、それでこの本に出会いました。携帯で読んでてもいいんですが、やっぱり本好きの私としては、これを本で読みたいと思い、本屋で探しに行きました。
やっぱりコミックは本で読んだほうがいいな。
膨大な量の名作があるらしいハーレクインは、私の中でまだ未知の領域で、開拓していくのが楽しみな分野になりそうです。